■ 内分泌・排卵因子の検査
■ 子宮卵管造影検査
− 子 宮 卵 管 造 影 検 査 −
子宮卵管造影は子宮内腔の形態、卵管の通過性を調べるものです。月経終了後に外来で行います。子宮の中に造影剤(X線で白く写る液体)を注入して子宮内、卵管に造影剤が入っていく過程を観察します。検査は5分程で終了します。卵管に造影剤が入る時の圧力や子宮が収縮する為に少し痛みを感じることがあります。特に、卵管の通過性が悪い方や閉塞している方は圧力がかかって痛みを感じることが多いようです。この検査によい、卵管の通過が良くなり妊娠することが時々ありますので、少しの痛みは卵管の通過を良くしているのだと考えて下さい。
子宮内腔を圧迫するような子宮筋腫やポリープがあるとその部分の造影剤が抜けてみえます。また、子宮の形の異常(双角子宮など)があると分かります。
卵管が狭窄して狭くなっていると造影剤の進みが悪く、圧力がその部分にかかるので痛みがあります。卵管が閉塞していると、造影剤が閉塞したところまでしか到達できず、その先は写りませんので診断できます。卵管が閉塞して中に水が溜まった状態(卵管水腫)では卵管は太くなり、袋の様になります。
卵管周囲の癒着は卵管からおなかの中に漏れ出た造影剤がおなかの中に広がっていく様子をみて診断したり、卵管が極端に引き延ばされた状態になったり、逆にコイリングと言ってコイルを巻いたような状態になったりするとある程度は診断でします。卵管の癒着の正確な診断には腹腔鏡が必要になります。
− 副 作 用 −
- 出血:検査で子宮の入口を把持する必要がありますので、その際に出血がおこることがあります。殆どは少量で一過性です。
- 疼痛:子宮の入口を把持する痛み、子宮が収縮する痛み、子宮卵管に圧力がかかる痛みなどがあります。痛みはほどなく自然に収まりますが、痛みがひどい時には鎮痛剤を使います。
- 感染:子宮、卵管、腹腔内に感染が起こることが稀にあります。検査の後2日間は抗生物質を内服して頂きます。
- 薬剤のアレルギー:造影剤(オムニパーク20mlまたはオプチレイ20ml)などの使用する薬剤により発疹、呼吸困難などアレルギーが起こり検査を中止したり、治療が必要なことがあります。
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