| ●初診までの待ち時間は? |
| ●月経周期のどの時期にいけばよいでしょうか? |
| ●転院する場合紹介状はいりますか? |
| ●初診時に持参する物はありますか? |
| ●初診は夫婦二人でいかなければならないのでしょうか? |
| ●電子メールでの予約は出来ますか? |
| ●初診時の費用は? |
| ●妊婦・授乳婦へのインフルエンザワクチン、抗インフルエンザウイルス薬投与は? |
| |
●初診までの待ち時間は?
当院では、患者様に納得のいく検査・治療を受けていただくため、一人一人に 十分な説明を心がけています。そのため一日に診察できる人数が限られています。
初診までの待ち時間は3〜6週間程度になっております。 どうぞできるだけ早くご予約下さい。また、当日は一般的な不妊検査についての説明も行っており
ますので、待ち時間を含め約2時間程かかります。 なお土曜日は混んでいることが多く、待ち時間が長くなる傾向にありますことをご了承ください。
|
●月経周期のどの時期にいけばよいでしょうか?
どの時期でも結構です。月経中はホルモン採血ができ、排卵期には排卵の様子がわかり、 黄体期には内膜の様子がわかります。予約制で診察を行っていますので、ご希望の時期に
来院できないこともあるかもしれませんが、 いつの時期でも検査はできますので安心して予約を取って下さい。
|
●転院する場合紹介状はいりますか?
既に別の病院で不妊検査や治療を行っている人は、そこで実施した検査や治療内容を紹介状として 記載してもらっておくと良いでしょう。もし紹介状を書いてもらうことが言い出しにくい場合は、
今までその病院で実施してきた治療内容だけでもご自身で記載してきていただけると、 非常に治療の参考になりますし、検査の重複を避けることができます。
|
●初診時に持参するものはありますか?
保険証、もし記録していれば基礎体温表をご持参下さい。 診察の際に出血の可能性もありますので、生理用ナプキンをご用意いただくとよいでしょう。
|
●初診は夫婦二人で行かなければならないのでしょうか?
どちらでも結構です。もしお二人で来ていただけるなら、色々なお話と場合によっては ご主人様の検査も可能です。
不妊治療は夫婦二人でよく話し合って納得した上で 受けていただくことが大切ですが、 仕事の都合もあるでしょうから、お一人で来られても結構です。
|
●電子メールでの予約はできますか?
間違いがあるといけないのでご予約は全てお電話にてお願いしております。 その際に持ってきて頂く書類、注意事項について申し上げます。
|
●初診時の費用は?
保険が適用になり、約4〜5千円です。検査内容によって異なります。
|
●妊婦・授乳婦へのインフルエンザワクチン、抗インフルエンザウイルス薬投与は?
妊婦・授乳婦へのインフルエンザワクチン、抗インフルエンザウイルス薬投与は?
l.インフルエンザワクチンの母体および胎児への危険性は妊娠全期間を通じて極めて低いと説明し、ワクチン接種を希望する妊婦には接種してよい。(B)
2.妊婦・授乳婦への抗インフルエンザウイルス薬投与は安全性が確認されていないので、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にだけ投与する。(C)
【解説】
インフルエンザは主に冬期に流行するインフルエンザウイルスによる感染症で、急激な38度以上の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などの症状を認める。その症状には特徴的な臨床症状や所見はなく、確定診断にはウイルス学的検査が必要である。最近では迅速診断キットによるウイルス抗原の検出が普及している。インフルエンザに羅患した大多数は特に治療を行わなくても1〜2週間で自然治癒するが、乳幼児・高齢者・基礎疾患がある場合には、気管支炎・肺炎などを併発し、死に至ることもある。妊婦も心肺機能や免疫機能に変化を起こすため、インフルエンザに羅患すると重篤な合併症を起こしやすいとされている。妊婦がインフルエンザ流行中に心肺機能が悪化し入院する相対的リスクは産後と比較して、妊娠14〜20週で1.4倍、妊娠27〜31週で2.6倍、妊娠37〜42週で4.7倍であり、妊娠週数とともに増加するとの報告もある。2003年までCDCはインフルエンザ流行期間に妊娠14週以降となる医学的合併症のない妊婦(医学的合併症のある妊婦には妊娠全期間)にインフルエンザワクチン接種を勧めていた。だが現在使用されているインフル工ンザワクチンは不活化ワクチンであり、理論的に妊婦、胎児に対して問題はなく、約2,000例のインフルエンザワクチン接種後妊婦において児に異常を認めていない。そこで2004年のCDCガイドラインではインフルエンザ流行期間に妊娠予定(妊娠期間に関係なく)の女性へのインフルエンザワクチン接種を推奨した。ACOGもCDCの勧告を支持している。一方.本邦の国立感染症研究所のガイドラインでは、妊婦または妊娠している可能性の高い女性に対するインフルエンザワクチン接種に関する国内での調査成績がまだ十分に集積されていないので、現段階ではワクチン接種によって得られる利益が、不明の危険性を上回るという認識が得られた場合にワクチンを接種するとしており、またインフルエンザワクチン接種とは関係なく、一般的に妊娠初期は自然流産が起こりやすい時期であり、この時期の予防接種は避けた方がよいとしている。ただしこれまでのところ、妊婦にワクチンを接種した場合に生ずる特別な副反応の報告はなく、また妊娠初期にインフルエンザワクチンを接種しても胎児に異常の出る確率が高くなったとするデータもないと報告している。このように妊娠初期の接種は避けたほうがいいという慎重な意見もあるが、流産・奇形児の危険が高くなるという研究報告はないため、妊娠全期間においてワクチン接種希望の妊婦には接種可能とした。
インフルエンザ接種後、効果出現には約2〜3週間を要し、その後約3〜4力月間の防御免疫能を有するため、ワクチン接種時期は流行シーズンが始まる10〜11月を理想とする。また授乳婦にインフルエンザワクチンを投与しても乳児への悪影響はないため、インフルエンザワクチン接種禁忌ではない。
妊婦が妊娠初期にインフルエンザに罷患した場合、神経管閉鎖障害や心奇形などの出生児の先天奇形が増えるという報告がある一方、先天奇形と関連がないという報告もある。さらにこれらの奇形はインフルエンザウイルスの直接的な催奇形性ではなく、妊婦の高熱によるものであり、適切な治療(解熱剤の投与など)により奇形のリスクは上昇しないとの報告もある。
現在本邦では抗インフルエンザウイルス薬としてザナミビル(リレンザ)およびリン酸オセルタミビル(タミフル)が使用できる。抗インフル工ンザウイルス薬を適切な時期(発症から48時間以内)から服用開始することにより、発熱期間は1〜2日間短縮され、ウイルス排出量も減少する。これらの薬剤は動物実験では胎盤通過性と乳汁への移行が確認され、また大量投与では胎仔に骨格異常をきたすことも報告されている。しかしながら、妊婦における抗インフルエンザウイルス薬の安全性および有益性に関する臨床研究は行われておらず、CDCとACOGでは治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合の投与(有益性投与)を勧めている。ただし、2007年のCDCガイドラインでは抗インフルエンザウイルス薬を投与された妊婦および出生した児に有害事象の報告はないとの記載が追加された。また、抗インフルエンザウイルス薬のヒトでの乳中分泌に関する報告はないが、薬剤添付文書には授乳婦に投与する場合には授乳を避けさせるとの記載もあるが、一方で抗インフルエンザウイルス薬投与と授乳は多分両立するとの記載のある教科書もある。いずれにしても授乳婦に抗インフルエンザウイルス薬を投与する場合には薬剤の児への潜在的リスクと母乳栄養継続による利益(母親が産生し始めた母乳中抗体の児への移行等)を十分考慮したうえで判断されるべきと考えられている。
なお、10歳以上の未成年のインフル工ンザ患者において夕三フルS服用後の異常行動が報告されて
おり、平成19年3月よりこの年代の患者に対する本剤の使用は原則禁止とされた。
|